営業データにある「粗利」の計算式が知りたい・計算が合わない

粗利や原価は「会計したタイミングの金額」のデータが反映されます。

そのため、原価を設定したタイミング会計時の割引・オプションによる課金により粗利が変動します。

粗利の計算式について

粗利の計算式は以下の通りです。

”粗利”算出方法

会計時の商品金額」-「入力した原価」=粗利


※”割引(値引き)やオプションでの課金をした商品”を会計した場合は

「割引or課金後の金額」-「設定した原価」となる

あくまで、「会計時の商品金額」から「登録した原価」を差し引いて粗利計算をしています。

粗利が合わないと感じるケース

原価を設定したタイミングや会計時の割引・オプションによる課金により、「会計時の商品金額」が変わり、粗利計算が異なると感じる場合があります。

ケースは以下の通りです。

例1)原価を変更した

<原価変更前>

  • 原価20円で商品金額(会計時)が100円

→100円(会計時の商品金額)-20円(原価)=80円(粗利)

<原価変更後>

  • 原価50円に変更し商品金額(会計時)を100円

→100円(会計時の商品金額)-50円(原価)=50円(粗利)

データ表示は80円(変更前)+50(変更後)=130円のため、粗利は130円にて表示される

※原価の金額を変更した後に会計をすると粗利が変更となるため、1日のうちに何度も原価を変更しないことをお勧めします。

例2)会計時に割引やオプションによる課金が発生した

  • 100円(商品金額)+10円(オプション課金)-20円(割引)=90円(会計時の商品金額)

この「90円(会計時の商品金額)」を元に粗利計算がされます↓

  • 90円(会計時の商品金額)- 原価(50)=40円(粗利)

<参考ページ>

粗利って出せないの?

原価を入力したのに営業データに反映されない