いつもfunfoをご利用いただき誠にありがとうございます。
funfoサポートチームです。
この度はキッチンプリンターのローカル通信機能をリリースしましたので、ご紹介いたします。
【ローカルプリントとは】
キッチンプリンターのローカル通信機能とは、印刷の指令やデータを安定性の高いローカルネットワーク(Wi-Fi)を経由して、iPadから直接プリンターに送信し、出力する仕組みです。
一方で、お客様が現在ご利用いただいておりますSUNMIキッチンプリンター(クラウドプリンター)は、印刷データをクラウド経由で出力する仕組みを採用しております。
クラウド経由する印刷方法としない方法について、詳しく知りたい方は、以下の折りたたみ内容をご覧ください。
➡︎クラウドプリントとローカル通信プリントに詳しく⬅︎
クラウドプリントについて、例えば新しい注文が入る時、funfoアプリがサーバーと通信を行い、サーバーからプリンターへ印刷データと指令を送信し、プリンターが新しい注文の内容を印刷する流れとなっております(下図の「通常」の部分)。
そのメリットは、一般のプリンターに不可欠な中継機器の導入が不要になり、出力デバイス(例えばiPad)と直接接続する必要がないため、複雑な配線工事が省略できる点です。キッチンプリンターの導入コストを抑えつつ、厨房でのプリンター設置が非常に簡単になります。
その一方、他社製品であるため、プリンターがfunfoからの注文を印刷する時にする際にクラウドへアクセスキーを要求する仕組みとなっています。理論上若干の遅延が発生する可能性があります。特に混雑時や、SUNMI側のクラウドで障害が発生した場合(ごく稀に)には、注文管理に影響を及ぼす可能性もございます。
このような万が一の状況による影響を回避するために、私たちはローカル通信機能を開発しました。
上図の「ローカルプリント」の部分のように、データのやり取りをiPadとクラウド間で行った後、安定性の高いローカルネットワークを経由して、iPadから直接プリンターに指令やデータを送信し、出力する仕組みとなります。
ローカル通信機能により、iPadがクラウドを介さずに直接プリンターで印刷できるようになり、厨房が確実に伝票を受け取れるようになります。これにより、注文管理の遅延を防ぐことが可能です。
【設定方法】
用意するもの:
・ funfo-POSレジのアプリ
・ ご利用中のSUNMIキッチンプリンター(ネット接続とクラウド工事が完了しているもの)
・ 良好なWi-Fi環境
操作ステップ:
1. Wi-Fi接続の確認
iPadとキッチンプリンターが同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認してください。ローカル通信機能を利用する際の必須条件となります。
iPadのネットワーク接続
SUNMIプリンターのネットワーク接続
SUNMIキッチンプリンターのWi-Fi接続方法については、こちらにご参照ください。
2. 最新バージョン(v2.3.06~)のアプリでは、画面上部に新しいプリンターアイコンを追加しました。そのアイコンをタップすると、キッチンプリンターのローカル通信の設定画面が表示されます。
同一Wi-Fi環境にあるプリンターを検索中
接続可能なプリンターが表示されます。
3. プリンターのSNコードをご確認の上、ローカル通信を行いたいプリンターを個別でまたは一括でiPadと接続してください。
「ローカル通信」と表示されているプリンターは、ローカリプリントが可能です。
設定完了後、そのまま画面を閉じていただいて問題ありません。これでアプリ内の「ハードウェア」のところにご設定した通りに、キッチン伝票がプリントアウトされます。
【ローカル通信の解除】
同じ画面でローカル通信を個別または一括で解除することができます。また、注文管理画面から離れると、全てのプリンターとのローカル通信が解除されます。再度ローカル通信を有効化したい場合は、改めて設定を行う必要があります。
いかがでしょうか。クラウドとの通信故障は決して望ましい状況ではありませんが、万が一に備えて、普段からfunfoアプリ(iPad)とキッチンプリンターを同じWi-Fiネットワークに接続しておくことをお勧めいたします。
今回のローカル通信機能に加え、現在サーバー障害やネットワーク通信障害などの状況にも対応するよう、新機能を開発中です。どうぞご期待ください!
【注意事項】
※新機能をご利用には、最新バージョン(v2.3.06~)のアプリが必要となります。
App Storeよりfunfo-店舗用アプリアップデートをお願いいたします。