ELLE WORLD
大阪を中心に多様なジャンルで12店舗展開「ELLE WORLD」様導入事例
| 業種/業態 | カフェ |
|---|---|
| 利用している機能 | OrderCode |
| funfoプラン | funfo Business Plus |
funfoを導入いただいている店舗にインタビューする本シリーズ。今回は、大阪を中心に多彩なジャンルの飲食店を展開する「ELLE WORLD」様の代表である髙橋様、デザイナーの坂口様、カフェ店舗担当の岩井様にお話をお伺いしました。
「Farm to Table」に込めた想い
ー大阪を中心に幅広いジャンルの飲食店を運営しているかと思いますが、どのような想いで運営されているのでしょうか。
私たちは、“素材の良さを最大限に活かすこと”を大切にしています。その土地で育まれた食材を、できるだけシンプルに、そして丁寧に料理する。それが「Farm to Table(ファーム トゥ テーブル)」という私たちの根幹のコンセプトです。
大阪を中心に、さまざまな街で多様なジャンルの飲食店を展開していますが、どの店舗も「この街にどんなお店があれば、お客様に喜んでいただけるか?」を出発点にしています。
街の空気やお客様のライフスタイルに寄り添いながら、それぞれにふさわしい空間やメニューをつくる――そんな想いで、日々お店づくりに取り組んでいます。
そして何より、生産者さんへの感謝の気持ちを忘れません。私たちは、生産者さんを“神様のような存在”だと感じています。生産者さんが心を込めて育ててくださるからこそ、私たちはお客様にお料理を届けることができる。
その想いを一皿に込めて、素材の持つ力を最大限に引き出し、「本当に美味しい」と感じていただける体験をお届けしたいと思っています。(髙橋様)
「待たせない体験」を実現するために
ーどのようなきっかけでfunfoを導入いただくことになったのでしょうか
グラングリーン大阪に120坪の「TALKS cafe & bar」を立ち上げることになった際、これまでにない規模の店舗運営に挑戦する中で、「お客様にどうすればより快適に過ごしていただけるか?」という課題に直面しました。
従来のように、スタッフがすべて対面でオーダーを取るスタイルでは、どうしても限界がある。そう感じてモバイルオーダーの導入を検討し始めましたが、理想にぴったり合うシステムにはなかなか出会えず悩んでいたんです。そんなとき、ちょうどfunfoさんからお声がけをいただいたのが導入のきっかけでした。
実はそれまで、社内にはモバイルオーダーの知識があるスタッフがほとんどおらず、何を基準に選べば良いかもわからない状態でした。けれど私たちは常に、「お客様体験」を一番に考えています。“待つ”という時間は、お客様にとって大きなストレスになり得ます。
人手不足の時代であっても、「今日はスタッフが少ないからお待たせします」では、ブランドとしての信頼を損なってしまう——。
そんな想いから、「お客様にとっての快適さ」を最優先に、まずは「muse umekita」と「smørrebrød KITCHEN nakanoshima」の2店舗で試験導入をスタートしました。
現在では、全12店舗中10店舗で導入が進んでいます。funfoさんを選んだ理由は、コストパフォーマンスの高さと、モバイル決済に対応していた点。そして何より、私たちの“お客様の時間を大切にする”という理念に共感してくださったことが大きかったです。(髙橋 様)
運用効率を大幅改善、メニュー自動切替とデータ一元管理
ー実際に導入されていかがでしたか?
最初はもちろん初めての取り組みだったのでかなり大変でしたが、少しずつ慣れて当たり前になっていき、今では欠かせないものになっています。
混雑時にお客様へのご案内が遅れてしまう事態を減らすことができた点は、とても良かったと感じています。どうしてもスタッフ経由でのオーダーとなると順番でのご案内になってしまう中、モバイルオーダーであればお待たせする必要がなくなりました。小さなことかもしれませんが、お客様により快適な体験を提供していきたいと考える中で、とても大事な点だと考えています。
また、カフェ業態だと時間帯、曜日などでメニューの切り替えが必要になるのですが、そちらが自動でできるのは非常に助かっています。これまでは手動で切り替えをする必要があり、どうしても手動だと時間が少しずれてしまったり、切り替えるのを忘れてしまったりしていたんです。こういった軽微な飲食店のニーズに寄り添ってくれるのはありがたいですね。(岩井様)
他には、売上・販売数などの様々なデータをまとめてみることができる「Web manager」というツールもとても助かっていますね。これまではいろいろなシステムを連動させて使っていたので、複数のページを見る必要があったんです。それらが一元化できるようになり、管理の観点で非常に楽になりました。(坂口様)
客単価が最大20%UPした店舗も。LINEユーザーの伸び率は2〜3倍に
ーその他何かプラスになったことはありますか?
「muse umekita」という店舗では客単価が最大20%もアップしました。モバイルオーダーを導入してからは、スマホ上で好きなタイミングで簡単に注文ができるので、気軽に追加注文をいただけるようになったんです。これまでは、追加で注文したいとなった時にスタッフをすぐ呼べなかったりすると、注文を諦めてしまうパターンが起こってしまっていたようで、このような機会損失がなくなった点は非常に大きいと思っていますね。
また、LINEへスムーズに誘導ができるので、ファン作りができるようになったと感じています。特にTEA ROOM KIKIでは、導入後のLINEユーザー数の伸び率は2〜3倍になりました。
ELLE WORLDではインスタグラムにも注力しているのですが、すべてのお客様がフォローしてくださっているわけではないので、適切な情報を全ての皆様に発信することができないんです。
ただ、funfoを使うとLINEにご来店いただいたお客様の情報が蓄積されていくので、適切な情報をお客様にお送りすることができるようになりました。
実際にLINEが集客につながった事例もあります。TALKS cafe & barではランチタイムは好調だったのですが、ディナータイムは少し集客力が弱かったんです。そこでLINEを使って過去に来店されたお客様にビアガーデンの告知をしたところ、1日で数10件のご予約が入りました。これはかなり売上に貢献につながったありがたい事例ですね。
他にも、LINEでのアンケート機能も非常にいいと感じています。いい意見も悪い意見も吸い上げることができるため、スタッフのモチベーション増加や店舗改善にとても役に立っています。これまでお客様からの声を吸い上げる方法ってなかなかなかったのですが、LINEで簡単にできるのはとてもいい点だと思います。(坂口様)
一緒に成長してくれるサービスが「funfo」
ファンフォさんは、“一緒に考え、一緒に成長してくれるサービス”だと感じています。TALKS cafe & barへの導入時にも、さまざまな課題や希望をお伝えしましたが、当初はfunfoが私たちの理想をすべて満たしているわけではありませんでした。
たとえば、
①お客様が座席でQRコードから注文できること
②料理ができたら呼び出し通知を送ること
この2つを実現したかったのですが、呼び出し通知は当初LINE経由のみで、LINEを使っていない海外のお客様には対応できないという課題がありました。そこで、ファンフォさんと何度も意見を交わしながら、海外のお客様には別の仕組みでベル呼び出しを行うという方法にたどり着きました。このように、単に「できない」で終わらせず、どうすれば実現できるかを一緒に模索してくださる姿勢がとても印象的でした。
飲食業界は店舗の業態やスタイルが本当に多様で、すべてのニーズを完璧に満たすシステムというのは存在しません。だからこそ、課題が出たときに一緒に考え、挑戦してくれるパートナーの存在が大切だと思います。
funfoさんは、まさにそういう存在です。アップデートのスピードも早く、使いやすさがどんどん進化していく。常に現場の声を聞きながら共に成長していける、心強いパートナーだと感じています。(髙橋様)
ー最後に一言お願いできますか?
AIやITという言葉を聞くと、少し難しく感じてしまう方も多いかもしれません。私自身も、最初はなかなか理解が追いつかず、どこか距離を感じていました。でも、見方を少し変えるだけで、こうしたテクノロジーは“人に寄り添い、より良いサービスを届けるための心強い味方”になると実感しています。funfoさんは、そんな私たちのような現場の声に耳を傾け、丁寧にサポートしてくださるパートナーです。スタッフの皆さんが親身に寄り添ってくださるので、安心して導入を進めることができました。
もし、「興味はあるけれどちょっと不安」「うちでも使えるかな」と迷っている方がいらっしゃれば、まずは一度試してみてほしいです。きっと、新しい可能性が見えてくると思います。(髙橋 様)
一緒に成長してくれるサービスが「funfo」
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