今回のアップデートで、「お通し」機能に、適用条件の設定と複数登録の設定を追加しました。
- 複数のお通しを登録し、同時に適用することが可能になりました。
- お通しごとに、それぞれの金額、税率、適用時間帯、適用テーブルなどの適用条件を細かく設定することができます。


新しいお通し機能にて、これまでのように、時間帯に応じて毎回手動でON/OFFを切り替える必要はありません。 時間帯やテーブルごとに異なるお通しを同時に自動適用できます。
業態の複雑な店舗様でも、よりスムーズな運用が可能となりました!
この後のパートでは、設定方法の詳細や活用事例をご紹介します。
ぜひ引き続きご確認ください。
【注意事項】
※新機能をご利用いただくには、最新バージョン(v2.3.31~)のアプリが必要となります。
App Storeよりfunfo-店舗用アプリのアップデートをお願いいたします。
より詳しいご利用方法・設定方法については、ぜひこのままお読みください。
複数のお通しを登録&同時適用
新しいバージョンのアプリでは、画像のようにして「お通し」の拡張機能を有効化し、既存の設定を編集、または新たなお通しを追加することができます。




各お通しに設定可能な項目とその説明はこちらのテーブルの通りです。
項目 | 輸入内容 | 説明 |
---|---|---|
お通し商品名 | 文字 | お通しの名前として表示され、お客様の注文履歴やレシートにも反映されます。 |
価格 | 最大8桁の数字 | お通しの料金を入力します。 |
税率 | 「税込」または「税抜」から選択 | 消費税の設定方法を選びます。 |
適用仕様 | 「人数ごとに1回」または「テーブルごとに1回」から選択 | 人数ごとに1回:人数分のお通しが自動加算されますテーブルごとに1回:人数に関係なく、1テーブルにつき1回のみ加算されます |
適用時間帯 | お通しの適用時間帯を設定 | 設定した時間帯にのみお通しが適用されます。何も設定しない場合は、全時間帯に自動適用されます。 |
適用テーブル | 選択肢:すべてのテーブル または 指定したいテーブル | 店内全体または指定のテーブルにだけお通しを適用することができます。 |
上記テーブルだけでは少しイメージしにくいかもしれませんので、ここからは2つの具体的なケースを通して、新しいお通しの設定方法をご紹介します。
活用例①:時間帯ごとに異なるお通しを設定したい場合
A店舗では、午後のカフェタイムに限り、ランチやディナーとは異なるお通しを設定したいというニーズがあります。
この場合、以下のように設定できます:
- お通し①:ランチ・ディナー用(それぞれの時間帯を設定)
- お通し②:カフェタイム用(カフェタイムの時間帯を設定)
- 両方を同時に有効化
このように設定することで、来店時間帯に応じて正しいお通しが自動で加算され、 毎回設定画面でスイッチをON/OFFに切り替える手間が不要になります。
運用の負担を減らしつつ、柔軟な料金設定が可能です。



活用例②:座席エリアによって異なる料金を設定したい場合
B店舗では、全席で入店料(人数単位)を課金しつつ、夜景席にディナータイムにのみ追加の座席料(テーブル単位)を設定したいと考えています。
この場合は以下のように設定できます:
- お通し①:全席対象、人数単位課金
- お通し②:夜景席(例:B101〜B109)対象、時間帯設定、テーブル単位課金
このように、テーブル単位/人数単位の併用や、時間帯・テーブルごとの細かな調整が可能となり、複雑な業態にも対応できます。



複数設定・自動適用の機能により、手動切り替えの手間を減らし、より柔軟かつ効率的な運用が実現できます。 店舗の営業スタイルに合わせて、ぜひご活用ください。