2025年5月30日【お通し機能】適用条件の設定と複数登録を可能に

今回のアップデートで、「お通し」機能に、適用条件の設定と複数登録の設定を追加しました。

  • 複数のお通しを登録し、同時に適用することが可能になりました。
  • お通しごとに、それぞれの金額、税率、適用時間帯、適用テーブルなどの適用条件を細かく設定することができます。
旧仕様
新仕様

新しいお通し機能にて、これまでのように、時間帯に応じて毎回手動でON/OFFを切り替える必要はありません。 時間帯やテーブルごとに異なるお通しを同時に自動適用できます。

業態の複雑な店舗様でも、よりスムーズな運用が可能となりました!

この後のパートでは、設定方法の詳細や活用事例をご紹介します。

ぜひ引き続きご確認ください。

【注意事項】

※新機能をご利用いただくには、最新バージョン(v2.3.31~)のアプリが必要となります。

App Storeよりfunfo-店舗用アプリのアップデートをお願いいたします。

より詳しいご利用方法・設定方法については、ぜひこのままお読みください。

複数のお通しを登録&同時適用

新しいバージョンのアプリでは、画像のようにして「お通し」の拡張機能を有効化し、既存の設定を編集、または新たなお通しを追加することができます。

新規お通しを追加、または既存お通しを編集

各お通しに設定可能な項目とその説明はこちらのテーブルの通りです。

項目輸入内容説明
お通し商品名文字お通しの名前として表示され、お客様の注文履歴やレシートにも反映されます。
価格最大8桁の数字お通しの料金を入力します。
税率「税込」または「税抜」から選択消費税の設定方法を選びます。
適用仕様「人数ごとに1回」または「テーブルごとに1回」から選択人数ごとに1回:人数分のお通しが自動加算されますテーブルごとに1回:人数に関係なく、1テーブルにつき1回のみ加算されます
適用時間帯お通しの適用時間帯を設定設定した時間帯にのみお通しが適用されます。何も設定しない場合は、全時間帯に自動適用されます。
適用テーブル選択肢:すべてのテーブル または 指定したいテーブル店内全体または指定のテーブルにだけお通しを適用することができます。

上記テーブルだけでは少しイメージしにくいかもしれませんので、ここからは2つの具体的なケースを通して、新しいお通しの設定方法をご紹介します。

活用例①:時間帯ごとに異なるお通しを設定したい場合

A店舗では、午後のカフェタイムに限り、ランチやディナーとは異なるお通しを設定したいというニーズがあります。

この場合、以下のように設定できます:

  • お通し①:ランチ・ディナー用(それぞれの時間帯を設定)
  • お通し②:カフェタイム用(カフェタイムの時間帯を設定)
  • 両方を同時に有効化

このように設定することで、来店時間帯に応じて正しいお通しが自動で加算され、 毎回設定画面でスイッチをON/OFFに切り替える手間が不要になります。

運用の負担を減らしつつ、柔軟な料金設定が可能です。

ランチ・ディナータイムに適用するお通しに、2つの時間帯を設定
カフェタイムのみ適用するお通しに、カフェタイムの時間帯を設定
同時に有効化

活用例②:座席エリアによって異なる料金を設定したい場合

B店舗では、全席で入店料(人数単位)を課金しつつ、夜景席にディナータイムにのみ追加の座席料(テーブル単位)を設定したいと考えています。

この場合は以下のように設定できます:

  • お通し①:全席対象、人数単位課金
  • お通し②:夜景席(例:B101〜B109)対象、時間帯設定、テーブル単位課金

このように、テーブル単位/人数単位の併用や、時間帯・テーブルごとの細かな調整が可能となり、複雑な業態にも対応できます。

人数ごと、時間帯指定なし、すべてのテーブルに適用と設定
テーブルごと、ディナータイムに適用、B101~B109のテーブルに適用と設定
同時に有効化

複数設定・自動適用の機能により、手動切り替えの手間を減らし、より柔軟かつ効率的な運用が実現できます。 店舗の営業スタイルに合わせて、ぜひご活用ください。